ミッシュハウスからのお知らせ

フルーツの街として、全国にその名をとどろかす余市町。NHKの連続ドラマの舞台にもなる、ウイスキーをはじめとした洋酒製造の街としても知られています。2011年には、「北のフルーツ王国よいちワイン特区」として、国の特区にも認定され、1875年に北海道開拓しから配布された、りんご・ぶどうをはじめとした、わずか800本の苗木から始まった果物の生産、ワインの製造は、今や全国屈指の知名度を誇るまでになりました。

その、余市町の中でも、古くからワイン製造の歴史に名を残す、日本清酒株式会社様の余市ワイナリー。ワイナリーの設立は1974年と、余市町での本格的なワイン用ぶどうの生産が始まる1984年から、10年も早くこの地でワイン製造を行っています。

ミッシュハウス株式会社は、日本清酒株式会社様、同ワイナリーに対して、オリジナルソフトクリーム、「ナイアガラソフトクリーム」をご提供し、ここでしか食べることができない、ご当地ソフトクリームによる、オリジナリティの強化、集客の強化にご活用いただいています。

余市ワイナリーの概要

三方を余市の小高い丘、山に囲まれた日本清酒株式会社様のワイナリーで、1974年よりワインなどの製造を開始。2011年8月より、一般向けに工場見学や、直売所、カフェとレストランを中心とした、総合観光施設です。

札幌から本州まで幅広く、年齢や性別、営業日を問わずたくさんのお客様が同ワイナリーに足を運びます。特に、5月末のサクランボ狩りのシーズンと、10月のブドウ狩りのシーズンに合わせて来ていただくことが多いのが特徴で、レストランは観光客だけではなく、地元の方が普段使いをする、地域に密着したワイナリーとなっています。

醸造棟と、瓶詰め・貯蔵棟の自由見学コースでは、事前連絡によるアテンドも対応可能で、余市でのワイン造りの歴史を学びながら、直売所ではすぐに購入が可能という、まさにワインのフルコースを堪能することができます。

また、ワイン以外にも、きれいな芝生が一面に広がる余市ワイナリーでは、近所の方が犬の散歩コースに組み入れるなど、開放感のある雰囲気が魅力的で、アルコールを飲まれない方にも、様々なアーティストの作品が楽しめるアトリエとギャラリーがあり、ワイン選びのかたわら、様々な芸術作品の鑑賞をすることができます。

地元の方にも人気の、カフェとレストラン

敷地内を見て回り疲れたら、カフェで一休み。弊社が製造している、「ナイアガラソフトクリーム」は、こちらのカフェでお楽しみいただくことができます。カフェ内はひろびろとした空間で、ゆったりとくつろぐことができます。

余市の名産品であるりんごを使った、アップルパイをはじめとする、パイやパンも大変人気の商品です。

そして、余市ワイナリーのこだわりが詰まったレストランは、特におすすめのスポットとなっています。北海道はもちろん、その中でも余市のものを可能な限り提供したいという思いから、メニューのラインナップ、そして提供される料理は、素材を活かした逸品ばかり。なおかつ、地元の方が普段使いにも使われるように、価格はとてもリーズナブルで、素晴らしい満足感を得られることは間違いありません。

冬場にも問い合わせがやってくる、「ナイアガラソフトクリーム」の誕生

今回は余市ワイナリーの鈴見様にお話をお伺いさせていただきました。

――まずは、ナイアガラソフトクリームが生まれたいきさつについて、教えてください。

「当初は、赤と白両方が作られたと伺っています(以下、特記がない場合括弧内は鈴見様)」。

なんと、最初はナイアガラだけではなく赤ワインのオリジナルソフトクリームも視野に入っていましたと、当時を知らないスタッフは驚きました。当時から製造を担当している、ミッシュハウス株式会社の米内によると、次のような経緯があり、ナイアガラソフトクリーム一本になったとのことでした。

「最初は、両方の試作を行いました。当時は、保健所の検査の関係で、毎日掃除が必要でしたが、現在は技術発展などにより、1週間となっています。そのメンテナンス作業を踏まえますと、赤ワインをベースにした場合、”普通においしい”というところまでは行くのですが、納得がいくものができませんでした。ナイアガラソフトクリームの場合、状態をチェックして、常に高い食味を保てることができたため、この1本に絞りました(ミッシュハウス・米内)」。

――オリジナルソフトクリームを作るにあたって、対象とされた層はありますか?
「幅広いということ、これを目安にしています。実際にご注文される方は、男性と女性の差もありませんし、幅広い年代の方に楽しんでいただいています。お子さんの場合は、お母さんがアルコールの添加量をご心配になって、質問される場合もありますが、基本的に問題が無い量となっていますので、安心してお召し上がりいただけます」。

「製造の際には、アルコール分を飛ばして、ワインの風味を残す工程をいれているため、最終的には1%未満の濃度になります(ミッシュハウス・米内)」

「もちろん、アルコールは体調や体質にも左右されるため、ご心配される方には、この部分を説明して差し上げています」。

高いノウハウと、豊富な経験によって生み出された、ナイアガラソフトクリーム

ミッシュハウス株式会社製造するソフトクリームミックスの中でも、アルコールが入ったワインをベースとした、特殊なオリジナルソフトクリームとなります。そこで、ミッシュハウスの米内に改めて試作、製造上の工程、ポイントについて説明がありました。

――まずは原料について

「ワインのみを使用しています。香料の類いは一切使用していません(ミッシュハウス・米内)」。

――オリジナルソフトクリームの製造において重要な点は?

「ソフトクリームミックスは、特にバランスが重要です。安定剤は素材を大事にするためにギリギリの量にしますし、天然素材由来のものを使用しています。このバランスを出すための調合は、古くからオリジナルアイスを製造してきた当社ならではの技術です(ミッシュハウス・米内)」。

「お客様からは、ソフトクリームに関する苦情やいわゆるダメ出しの類いは、一度もいただいたことはありません」

――特に、ナイアガラソフトクリームで気を遣った点は?

「やはり、アルコールが含まれているため、大勢の人に楽しんでもらうために、アルコールを飛ばす必要があります。しかし、アルコールを飛ばしたからと入って、香りを飛ばしてしまうと意味がありません。

通常のオリジナルソフトクリームミックスの場合、ジュースやワインを入れ、提供しているところもありますが、ミックスをある程度熟成させないと、コクやうまみが引き出せません。この部分は、特にノウハウや経験が必要となります。(ミッシュハウス・米内)」

通常のソフトクリームミックス製造も、高いノウハウと経験が必要となりますが、ナイアガラワインをベースとしたため、特にこの部分が重要となったことがよくわかる、当社米内の解説でした。

――改めて、鈴見さんにお伺いします。先ほどは対象にしている層をお伺いしましたが、具体的にどのような方に食べていただきたいですか?

「余市の土地柄から選んだ、ナイアガラという品種。風味を活かして、北海道産という点にもこだわり、上品に仕上がっています。素材となるワインを活かした、自慢のソフトクリームです。特にこういった方ということは無く、どのような人にも食べてもらいたいオリジナルソフトクリームです。なにより、お客様が一口目を食べた直後のおいしいという感想が、とてもうれしいです」。

――オリジナルソフトクリームづくりのパートナーとして、ミッシュハウス株式会社選んでいかがでしたか?

「自慢のワインをここまで仕上げてくれる、米内社長は神様かもしれませんね。ナイアガラソフトクリームは間違いなく、米内社長のこだわりによって、支えられています。昔からのこだわりである、大手と違う部分を追求されていらっしゃるからこそ、余市ワイナリーにあったソフトクリームミックスを作ってもらうことができました」。

――それでは、最後に余市ワイナリーの魅力をおしえてください。

「北海道、なかでも余市のものを可能な限り取り入れているのが、全体のコンセプトになります。全スタッフが一丸となって、余市ワイナリーを楽しんでいただけるように取り組んでいます。そういった点が魅力となって、お客様に伝えることができればと願っています。自然を活かした、余市ワイナリーでゆっくりと過ごしてほしいです」

余市ワイナリーの詳細情報

住所

余市郡余市町黒川町1318番地

最寄り交通手段

JR余市駅より徒歩約30分、自動車は余市駅から約5分、後志自動車道余市ICから約8分。札幌駅から約1時間。公共交通機関は、札幌駅から約1時間30分(JR札幌駅から小樽駅、小樽駅よりバス、中の川橋停留所から約15分)

営業時間

ワインショップ 10:00~17:00
カフェ&ベーカリー 10:00~16:00
ワイン工場見学 10:00~16:30
ギャラリー&アトリエ 10:00~16:30(11月から3月は閉館)
余市ワイナリーレストラン 11:30~16:00(ランチのラストオーダーは14:30、以降はピザ・ドリンクのみの提供)

定休日

火曜日

※時期によって変動有。詳しくはWEBサイトをご参照ください。

公式サイト

https://yoichiwine.jp/

お問い合わせ先

ワインショップ・ギャラリー&アトリエ
TEL 0135-21-6161
カフェ&ベーカリー
TEL 0135-22-3375
余市ワイナリーレストラン
TEL 0135-23-2205

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